【書籍メモ】「「原因と結果」の経済学 データから真実を見抜く思考法」感想
感想
因果推論というものに初めて触れたが、数式も出てこず、さらさらと読みやすかった。
ランダム化比較試験最強!ということと、それに似た状態をどうやって擬似的に作り出すか、というのが大きな流れ、と理解した。
実務上で何かしらの施策の効果を検証、という場合に、検証方法まで想定した設計にしないといけない。
そうでないと、こんな風に因果関係をきちんと捉えることはできないだろう。
きちんと設計するためには、やはりもう少しきちんと学ぶ必要がありそう。
あと、社内の理解も必要。
うちの会社はみんなあんまり勉強しないからなー。
巻末にものっていた書籍をまた読み勧めていきたい。
読後の変化
上司がドヤ顔で見せてきた何かしらの資料を見て
「あ、これ因果関係がわからないやつだ!」
と、進研ゼミばりにリアクションしそうになる。
でも、弊社の実務ぐらいだと、その程度の資料でも出てくるだけまし、という状況だから悲しい。